今日は街中で見つけたセールの看板の色から、見つけやすさや色と行動についてちょっとだけ書いてみます。
ショップでは色々なタイミングでセールが開催されますね。
その時によく目にする「sale」の文字。
このパネルは赤をベースにしています。
これが一番見慣れたセールのイメージではないでしょうか。
赤が私たちに及ぼす心理的、感情、行動に訴えかける様々なメッセージが込められています。
赤の効果はたくさんありますが、代表的なものは
- 血圧が上がる
- 行動的になる
- 決断が容易になる
- サバイバル(困難を乗り切る)
- エネルギー・情熱
だからセールには赤がよく使われるのですね。
オレンジ色のsale
では、赤ではなくオレンジ色を使ったらどうでしょう?
イラストが入っているので、比較することが難しいかもしれませんが、赤に比べると「sale」らしくないような感じがします。(個人的意見です)
文字を読めばわかるのですが、私はインプット(情報を取り入れる時のクセ)が右脳タイプなので、文字より「色」や「デザイン」を優先してしまいます。
ですから、「赤文字はsale、安くなっている」という無意識の判断がオレンジではできないようです。
このパネルだと、まずイラスト→色→文字の順番に認識します。
背景が無彩色や色が混在している時にオレンジは見つけやすい色ではあります。
(レスキューの方はオレンジ色のつなぎですよね)
私にとっては、このパネルは安さは感じないのでショップに入るという行動を促しにくいパネルになっているようです。
ブルーのsale
今度はブルーです。暑い日には赤より青に目がいきます。
ブルーは副交感神経に働くので、「ほっとする」のです。さらに「涼しい」感じもしますし、実際に体温を下げてくれます。発汗作用もおさえます。
暑い外から青のパネルを見たら、思わず入ってしまうかもしれません。そういった意味では夏のセールに青を使うのもいいかもしれません。
ですが、青には「冷静な判断」「鎮静作用」「興奮をおさえる」という効果もあり、店に入ったはいいけれど、ものを購入するという行動を起こしにくいという作用をおよぼすかもしれません。
このように、片づけの時の目印に色を使う場合に色の効果を意識的に使ってみるのも面白いと思います。
収納を無意識にできるようになるまで、緊急は赤、緊急ではないけれどいつも意識していたいものはオレンジ、しばらく放置しておいても良いや少し考えるものなどを青で表示するという具合です。
特に私と同じインプットが右タイプの方には効果的ですよ。